今日は鍼灸を治療の枠から離れて,スポーツパフォーマンスへの適応について考えてみます. 鍼治療は【痛みを取る】というイメージがあると思いますが, それだけではありません. それでは研究結果から具体的にどのような効果があるのか見ていきましょう.
呼吸筋のトレーニングで競技力は上がる.それぞれの競技に合わせたトレーニングが必要.
2016/12/01
バイオメカニクスとは:生物の構造や運動を力学的に探求したり、その結果を応用したりすることを目的とした学問である。生体力学あるいは生物力学などと訳されることもある。(Wikipedia)
2016/11/28
サスペンショントレーニングをスポーツパフォーマンスに サスペンショントレーニングの事は記事にしました. そこでは,ダイエットやボディメイクに対する効果を書きましたが,今回はスポーツへの応用を考えてみます.
10月23日に第2回金沢マラソンが開催され,全国より13,000人余りのランナーが金沢の街を駆け抜けました. 自己ベストを更新できた人,無事完走できた人,思うようなタイムが出なかった人,途中で断念してしまった人,それぞれの結果はあったでしょうが,昨年より天気もおおむね良好で走りやすかったのではないでしょうか?...
パフォーマンスアップとスポーツ障害の予防を実現するためのコラム
理想の投球フォームからピッチングを科学する
年齢を問わず全ての野球選手とその指導者に
投球フォームを知ることでトレーニング方法や野球肩や野球肘など投球障害から体を守ることに繋がります.
バイオメカニクスの分野からピッチングフォームを見直し,怪我の予防にも球速のアップにもなる理想のフォームを考察します.
*ここでは右投げを前提としてあります.左投げは左右を反対に考えてください. 投球動作はスポーツをするうえで頻度の大きい動作です.特に野球のピッチャーは全力での投球を100球以上行うことも少なくありません.そのため肩を痛めたり肘を痛めたりすることが非常に多くなります.野球肩や野球肘と呼ばれるのもその数の多さのためでしょう....
2016/10/07
スポーツなどで身体に痛みがある場合よく冷やします.アイシングですね.ケガをしたときの応急処置として行われることに‘RICE’という言葉があり,Rest=休息・Icing=冷却・Compression=圧迫・Elevation=拳上,それぞれの頭文字をとったもので,冷やすことも重要な一つの項目と捉えられています.野球のピッチャーは痛みがなくても予防的にアイシングをすることもあります. Icingの作用自体は様々なところで紹介されているためここでは省略しますが,ここで説明したいのは具体的な方法です. ‘冷やす’ことは一般的に知られていますが,どれくらいの時間冷やすことが効果的なのかということまではあまり知られていません.‘2,3日間はとにかく冷やせ’というように紹介されているところもあります. 近年,アイシングをし過ぎるとケガの治りが遅くなるということも言われ始めています.現在効果的と考えているのは15分~20分程度のアイシングをして2時間休む.これを48時間~72時間まで繰り返す方法です. 今までは,とにかく冷やせというやり方でした.ストレッチと同じですね,昔から言われているからとりあえずやっておこう,という感じです.ケガをそれ以上悪化させないために,より効果的にアイシングをすることでパフォーマンスの低下を避けたり,競技復帰への近道となる可能性もあります. たかがアイシングかもしれません,されどアイシングです.せっかく氷を使うならしっかりした方法でやってみましょう.少しでも競技への復帰が早くなるかもしれません.
2016/10/01
ストレッチってすぐ出来るものですけど,毎日継続的にというとなかなか難しいですね.私も柔らかい方ではないのでやろうやろうと思いながらもついつい・・・ では・・・まず前屈やってみましょう! ちゃんと床に手が届きましたか? 背骨ばっかり曲がっていませんか? 反対に背骨が曲がらず真っ直ぐなっていませんか?...