- 紹介されているストレッチ,トレーニング方法
- 大腿四頭筋ストレッチ
- ヒラメ筋ストレッチ
- 腓腹筋ストレッチ
- ハムストリングスストレッチ
- 体幹ストレッチ
- 股関節周囲ストレッチ
- 足底腱膜ストレッチ
- 遠心性スクワット
- バランス
- 体幹・股関節筋力強化
- 体幹・腕・脚の協調運動
各種エクササイズは,オスグッド,シーヴァー病や腰痛の改善・予防として紹介.
遠心性のエクササイズは痛みに注意する必要がありますが,有用なものとして肘の痛みなどでも注目されています.
ここでは実際にサッカーを行っている中学生にヒアリングを行い,過去に96%の選手が身体のどこかに痛みを生じたことがあると報告.特に膝の痛みが一番多い.
腓腹筋の痛みはオスグッドに関係しているとの報告もあり柔軟性の獲得は重要.
遠心性のスクワットは,スポーツレベルの改善にも良いと言われる.また,キック動作の重心位置がオスグッドに関係していると言われるため.動作時の姿勢や重心位置にも注意が必要.
その他まとめ
- 中学生サッカー選手の疼痛発生部位は下肢に多い.
- 膝・鼠径部・足関節・踵部に 使い過ぎ(over-use)によるものが多い.
- 成長期には骨が急速に伸びるため相対的に短縮した状態
- ストレッチによる柔軟性の獲得が重要
引用
中学生サッカー選手に対するコンディショニングの実際
~中学生サッカー選手に対する障害調査からの考察~
三谷 保弘:保険医療学雑誌 6(2):48-55,2015
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